お茶を極めたくなったアナタへ!お茶にまつわるいろいろな資格

紅茶、日本茶、中国茶、さまざまなお茶についてたくさん知ることができたと思いますが、どれかひとつでもお気に入りのお茶が見つかると楽しいですよね。

茶器を揃えたり、本格的な方法でお茶を淹れたり。お茶の楽しみ方もそのひとそれぞれです。飲むのも楽しいけれどお茶をもっと詳しく知って専門的な知識を身につけたいと思うひとには、インストラクターの勉強をしてみるのをおすすめします。

お茶にも、技術を学んだり専門的な知識を身につけることができる、それぞれ資格があるのをご存知でしょうか。

まずは日本茶の専門的な資格が取れる「日本茶インストラクター」のお話をしましょう。

日本茶について勉強したいというひとは「日本茶アドバイザー」というものがあります。初級の勉強になりますが、日本茶に関心を持ち、私たち消費者のひとたちにお茶についてのアドバイスなどができるものです。

また、お茶を淹れる技術なども必要になります。

受験資格はその試験が行われる年の、3月末日に満18歳に達していること。試験は10月に行われています。

もっと上の級を目指したい場合は「日本茶インストラクター」の中級があります。日本茶においてすべての知識を持っていて、そしてそのお茶を淹れる技術を持っているという資格です。

日本茶アドバイザーについての指導などをすることができ、日本茶教室を開いたり、日本茶カフェのプロデュースをすることもできます。

日本茶インストラクターの試験に申し込むには3月末日までに満20歳に達していることが条件で、一次試験と二次試験があり、そのどちらも合格することが必須です。試験の日程など詳しく知りたいひとは公式のホームページで確認してみましょう。

もちろん日本茶だけでなく、紅茶の資格もあります。

紅茶には「ティーインストラクター」や「紅茶コーディネーター」などがあります。それぞれ認定を行っている団体が違いますが、どちらも紅茶についての幅広い知識と茶葉を見極める技術が必要な資格です。

ティーインストラクターは「日本紅茶協会」が認定している資格です。紅茶にかんしての専門的知識と茶葉を淹れる技術や、紅茶の味を見極めるテイスティングなどの力を養う必要があります。

日本紅茶協会では、体験的な事前見学や紅茶についてのセミナーなども行っていて資格を取ってみたいと考えているひとは一度、公式ホームページなどに詳しく載っていますのでチェックしてみてください。

資格を取ると、紅茶の専門店や食事を提供する飲食店に働きたい場合などに有利になります。

また通信教育を実施しているものもあるので、自分の住んでいる地域やライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

つぎは、中国茶についての資格を紹介しましょう。

中国には国家資格として中国の政府が認定する、茶葉を見極める技術を持っていると言う証の「公認評茶員」というものがあります。さすがお茶の国らしい資格です。

中国の国家資格なのですが、日本でも初級と中級の試験を受験することが可能です。

また、国家資格ではありませんが「日本中国茶協会」という日本国内の団体が認定している「中国茶エキスパート」という資格があります。ジュニアコース、シニアコース、マイスターに分かれていて中国茶講師を目指したいというひとに向けた資格です。

またハーブティーには「メディカルハーブコーディネーター」という日本メディカルハーブ協会が認定している資格があり、ハーブについての専門知識が必要な資格です。

本当に、お茶の資格はたくさんあるんですね。

美味しくて健康にも良い「お茶」の世界をとことん追求して、みんなに役立てられる資格を取ってみてはいかがでしょうか!